ありのままのマリオが好き
地の時代から風の時代へ。自分軸でかろやかに生きる 樹愛です。
今日念願の愛犬マリオの車椅子が届きました。
マリオが後ろ足で立てなくなって1年半。マリオと向き合う中で様々なことを学んでいます。
猫は人間に癒しを与えて、犬は人間に尽くすと言われていて
愛犬の症状は、その飼っている家族の身代わりになっている事があるそう・・・
マリオの最初の症状は私たち家族へのメッセージでした。
その時のブログがこちら☞自分原因説
その後にまた同じ状態が起こり、それから歩けるようになることを信じて2カ月間を過ごしてその後動物病院へ。
レントゲンを撮ってもはっきりとした原因はわかりませんでしたが、マリオのことに真剣に向き合っていって私たち家族はどんどん良い方向へと変わっていきました。
もくじ
マリオを飼うことになったのは
小さい頃からあまり犬とか猫とか好きではありませんでした。
みんなが「かわいい!」という写真も「へー」と思う程度。
家に犬がいた時期もありましたが、私は全く無関心。
そんな私が犬を飼うことにしたのは、引っ越しの時のある事情から
その時のブログ☞犬を飼うことになった訳
犬を飼ったことのある母の居る家なら何とかなるんじゃないかという甘い考えがありました。
以前飼っていた犬は雑種でベランダにいて、今回は室内犬で暑さに弱いフレンチブルドック
母はそれほど動物が好きでは無いこともこのときにわかって愕然
でも家族に迎えたのだから、やるしかないと慣れないながら頑張りました。
慣れないことだらけ
引っ越したばかりの頃は、私も特別支援学校に務めていて子どもたちも慣れない環境で不登校気味に。
広い一軒家から狭い実家の二階に移ったから物も溢れていて、マリオを自由にさせる環境が作れませんでした。
犬の事もよくわからないからしつけの本を読んだり、ホームセンター主催のしつけ教室へ相談に行ったり・・・
少しずつゲージから出して自由にさせる時間をとっていったのですが、家族がいろいろと落ち着かない時期でマリオにあまり構えない状況が続きました。
暑さに弱いフレンチブルドック。
獣医さんから「暑さに弱い犬だから熱中症に注意してね」と言われて
散歩をしてるとよだれを垂らして息はハアハア
少し歩いたら、冷たいコンクリートにべたーっとうつ伏せになるマリオ
私にとってマリオの散歩は義務感と心配で楽しんではいませんでした。
「散歩するよりは室内にいた方がいいようなことも先生言っていたな~」
そんな事を考えていたら次第に散歩に連れて行き回数が減り・・・
アレルギーで耳がかゆくなったり皮膚が赤くなったりもあったので、市販のおやつの添加物など心配でおやつを選べない!!
表面上は何とかやっていたけれど、内面はいつもいっぱいいっぱい。やれる精一杯だけれど、周りから見たらきっとまだまだできていない・・・プレッシャーでした。
歩けなくなったマリオ
歩けなくなった時のマリオの顔を今でも覚えていますが、目がうつろで精気が無い。
人間で言ううつに近い状態だったんじゃないかなと思います。
私がマリオのボディートークセッションをした時にも、「家族の無関心」が身体に影響しているという事が出ていました。
これから散歩に行こうと決めて車に乗せて公園へ連れて行ったら、足を引きずるのでこすれてケガをしてしまう。洋服を買ってそれにタオルを縫い付けて足が地面につかないように工夫。でも1回散歩させただけでタオルに穴が開いてしまう。その穴から足が出てまたこすれてケガをして・・・
マリオは散歩の時、どんどん車から離れていくことが多く戻る時に抱っこしたら重くて重くてつらい。
普段見かけない状況の犬を連れている私たち。やっぱり視線を感じます。
しかもマリオは人懐っこいから、人がたくさんいる所へとまっしぐら。
マリオの散歩が嫌で嫌でたまりませんでした。
マリオの散歩
私は散歩の時マリオを見られるのが嫌でした。
恥ずかしい
足の状況を聞かれたくない(答えられない)
罪悪感
いつも
「早く元の通りに歩けますように」
と心の中で願って、散歩している他の犬の様子を見てはうらやましく思っていたのです。
チャネリングやセッションでは
マリオのこと
知り合いの方がチャネリングを練習でやってくれるというので、マリオのことを見てもらいました。
イメージは明るい感じ
比嘉あかねさんの音の処方箋では、「あなたたちがマリオを選んだように、マリオもあなたたちを選んだのよ」というメッセージが聞けて気持ちが軽くなりました。「私たち家族のところに来てごめんね。ちゃんとやってあげたいけどできてない。」という罪悪感をいつも持っていたから。
かろやか相談がつないだ縁
コロナの感染拡大を抑えるため日本中が緊急事態宣言中の2020年5月。
私に何かできる事は無いかと考えて思いついたZOOM無料かろやか相談。
そこに東京在住のボディートーカーでありドッグトレーナーの小林里香さんが相談に来てくれました。
沖縄のボディートークのセミナーでお会いしたことはあるものの有名なモデルさんでもある里香さんは素敵すぎて話しかけられない感じで・・・
里香さんも私とちゃんと話をしたことが無かったからと、申し込んでくれたのです。
その中でマリオの話題が出て、里香さんのドッグコミュニケーションカウンセリングを受けることに。
それが今につながる大きな気づきになったのです。
ドッグコミュニケーションカウンセリング
その中での学びと気づき
・散歩は量でなくて質。
私は散歩が嫌だったから、時間を設定して時間つぶしをしていた。マリオの様子を観察して、その場を一緒に楽しむ努力をするようになった。
・おやつは鶏胸肉をゆでて小さくしたものでいい。小さくても大きくても同じ1回。
アレルギーがあるからおやつに何をあげればいいかが悩みだったけれど、鶏胸肉を小さくして散歩に持っていくとマリオが喜んでついてくるようになった。(以前は私たちに関心が無かった)散歩=おやつがもらえる ということでマリオは散歩を楽しみに待っている様子に変わった。
・犬の車いすはリハビリ用と捉える
人間と違い犬の車いすは使うことで機能が回復する場合があるらしい。実は、マリオを動物病院に連れて行った時に動物保護団体の方が「使っていない車椅子があるから、連絡してね」と名刺を渡されていたのです。「マリオの足が動かないことを受け入れられない気持ちが強かった私はまだ連絡できずにいました。
里香さんからも車椅子を作っているツトメギワークスのホームページを紹介していただき、マリオの為に作ることを勧められました。
・チンレストとお手
どのようにマリオとコミュニケーションをとったら良いのか、わからなかった私たち。ドッグコミュニケーションカウンセリングの時にそれを習いできるようになりました♡
一番大切なこと
「マリオの後ろ足が良くなってほしい」
という私の願い。
ふと「足が悪いマリオは認めないの?」という疑問が・・・。
そうなんです。
ありのままの今のマリオを受け入れていなかったから、恥ずかしさや後ろめたさがあり散歩に対するマイナスイメージがありました。
マリオを散歩に連れて行く時に子どもたちは無邪気に接しています。
子どもたちはいつも自然体。ありのままのマリオを受け入れているんだと感じました。
そしてまた気づいたのです。
「私自身がありのままの自分を受け入れていないからなんだ」と。
「マリオが好き。かわいい。後ろ足の動かないことは関係ない。ありのままのマリオを受け入れよう」
そう決めて、まず動物病院で出会った保護団体の方に連絡をとり車椅子をお借りしました。
車椅子に乗ったマリオ
お借りした車椅子はダイソーで旅行用ベルトやマジックテープなどで後ろの座るところを工夫するとマリオが使うことができました。久しぶりに走って、跳ねて大喜び!!
しばらくそれを使っていましたが、マリオの動きが激しいのと体重の重さ、タイヤが溝にはまったりと歪みやボルトの緩み等の不具合が出てきてしまいました。
タイヤが歪むとマリオの腰の部分に負担がかかったりと心配が増え、長く持たない状況だったので思い切って新しい車椅子を注文しました。
それが今日届いたのですよ。
おわりに
マリオはコミュニケーションをとるのがとっても上手になりました。
家族の一人一人に対して反応が違います。
母には食べるもののおねだりを視線と前足で合図。
姉のことは心配して寄り添ってあげたり
子どもたちそれぞれ撫でてほしい時のねだり方が全く違う
上の子には甘えた声を出して視線で合図。手招きされたら大喜びで駆け寄って自慢げな顔で胸のところを撫でてもらう。
下の子の時は腕に顔を突っ込んでくるらしく、撫でなかったら吠えて怒る。
私には、散歩の時間帯になると逃すまいとずっと付きまとう。おやつが欲しい時は車の中ではチンレストで要求し、撫でてほしい時は前足で合図。
マリオのボディートークで環境のバランスをとってもらったら、自然の流れで夜の寝床は一階のゲージの狭い所から二階の私の部屋へ移動することとなり、時間になると階段下で私を待つマリオ。
まだまだ家の中では退屈そうにしているマリオだけれど、みんなに構われるようになったからそれなりに幸せなんじゃないかな~。
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